今回は、節税やお金を残すための仕組みに関するおすすめ書籍をご紹介させていただきます。全て不動産に強い税理士の方が書かれた本です。
不動産所得の申告の方法、経費として認められるもの、原価償却の仕組みの理解は不動産投資を行ううえでは必須の知識です。ぜひ物件を購入する前に1冊は読まれることをおすすめします。
どんな方法であれ、資産を築いていくのにお金や税金の知識は必要だと思います。そういった大事な知識は学校では教えてくれませんが、今は沢山書籍が出ていますし、インターネットでも学ぶことができます。なるべく若いうちに勉強することで、将来の選択肢が広がる可能性がありますので、何かしら行動されることをおすすめします。
<以前にご紹介した書籍はこちら>
①「大家さん税理士が教える 『不動産投資で効率的にお金を残す方法』~9割の大家さんが知らない!アパマン投資の数字のカラクリ~」 叶温著 2010年
日本初の「不動産投資専門税理士」として著名な方です。「節税対策」と「物件選び」で手元に残るお金が変わること、税引き後のキャッシュフローが最も大事であることが書かれています。「日本一わかりやすいお金と税金の本」として、3大経費(固定資産税、借入金、原価償却)や賃貸経営でかかる支出と経費削減方法についても全般的に説明がされていますので、不動産投資を始める前にぜひ読んでいただきたいと思います。楽待のコラムも大変参考になります。
<楽待のコラムはこちら>
②「ちょっと待った!!大家さん!不動産投資では賢い節税がたんまりお金を残す秘訣です!!」 夫馬竜司著 2013年
1000人以上の不動産投資家をクライアントに持つ方です。税理士まかせでなく、大家さん自身が正しい税務知識を身につけることの重要性が書かれています。 経費にできるもの、減価償却、青色申告について、法人化の節税テクニックなどが幅広く説明されています。ページ数は少ないですが、万が一の税務調査対策マニュアルまでついていますので、大変参考になります。
③「大家さん税理士による 大家さんのための節税の教科書」 渡邊浩滋著 2017年
クライアントの99%が大家さんという税理士・司法書士の方です。所得税の仕組みから、デッドクロスの先読み、グレー経費の落とし方、修繕費や所得控除の使いこなし方、法人化のメリット・デメリットについても詳しく書かれており、節税の教科書の名のとおり、お金をしっかり残せる真の節税についてわかりやすく書かれています。所得別の最適な節税法がのっていますので、悩まれている大家さんには大変参考になると思います。健美家のコラムでも勉強になる内容を公開されていますので、こちらもおすすめです。
<健美家のコラムはこちら>
https://www.kenbiya.com/column/zei/