久しぶりにおすすめの書籍をご紹介させていただきます。以前ご紹介した不動産投資の税金・節税に関わるものの続きです。
今まで沢山の書籍を読んできましたが、知識のブラッシュアップとモチベーションを維持するために、今でも定期的に書籍を購入して勉強するようにしています。
<以前にご紹介した書籍はこちら>
不動産投資の実際の手残りは、家賃収入からローン返済、管理費や修繕費などの経費を差し引いたうえ、さらに諸々の税金を支払った後の金額になります。
不動産投資で手元のお金を増やし、資産を拡大するためには、税金や経費の知識は必須ですので、物件を購入する前から勉強しておいたほうが確実に失敗が少なくなります。
今回ご紹介する書籍は、どちらも最近発売されたものですが、不動産投資の基礎的知識から最新の税務知識、具体的な節税ノウハウなどを体系的に学べますので、ぜひ手にとってもらえればと思います。
①「知れば得する!『お金が増える』大家さんの税知識」 椙田拓也著 2018年
元サラリーマン大家で現在17棟136室を保有し、著書も6冊以上ある椙田卓也さんが著者で、税理士の方が監修しています。
不動産投資における真の成功は税務にあるとして、購入前に知っておくべきこと、不動産投資に関わる税金の基礎、確定申告についてや法人化のメリット・デメリット、収益を最大化する秘策、相続・事業継承で有利になる税対策など、全般的な内容が学べます。
「税務署からのお尋ねへの対応」「配偶者控除・配偶者特別控除の変更について」など税理士の方のコラム的な内容も大変勉強になりました。
教科書的に多くの基礎知識を学べますので、これから不動産投資の勉強を始めたい方にとてもおすすめです。
②「不動産投資のお金の残し方裏教科書 税理士大家さんがこっそり教える」 石井彰男著 2018年
著者の石井彰男さんは、不動産投資をはじめてから、6年でキャッシュフロー2000万円を達成し、その後税理士となった異色の経歴の方です。
長い間手残りを生む物件選別の極意や著者が税理士として実際に現場で使っている節税の方法、法人設立で税金を有利にする方法など、不動産投資に詳しい税理士でないと書けないノウハウが満載です。
「住宅ローン控除を全額受けながら事業費を経費にする方法」「自宅を賃貸に転用したとき法定耐用年数を1.5倍にできる」など、私もまだまだ知らないことがあり、大変勉強になりました。
また、「高利回り=リスクではない、高利回りがリスクをカバーしてくれる」「出口戦略=売却でなくてもよい、永年保有し続けて利益を積み上げるほうが得策」「税理士に丸投げはハイリスク」など共感するところが沢山ありました。
既に不動産を運営されている方、これから不動産投資を始めたいと思っている方にもとてもおすすめです。
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