現在、不動産賃貸業(不動産投資)をメインの生業として生活をしています。
最初は個人事業として不動産賃貸業を開始しましたが、法人(合同会社)を昨年設立し、現在は法人でも物件を所有(アパート1棟・戸建1戸)して運営しています。
法人は6月末で1期目を終えて、7月に決算・法人税申告を無事に終えることができました。
私は、個人・法人ともに税理士に頼んでおらず、全てセルフでやっています。
現在はfreeeなどの便利なクラウドサービスがあるため、不動産賃貸業だけで誰も雇わない一人法人であれば、経理も申告もそれほど難しくはありません。
8月からは、「freee人事」のサービスも追加で申し込んで、給与計算・社会保険の処理も開始しました。
私もまだまだ勉強中であり、仕訳で悩んだりすることもあります。
ですが、ネットで調べれば大体解決(freeeのQ&Aはかなり充実しています)しますし、大事なのは、「収入を漏れなく全て計上する」「経費に出来ないものを経費計上しない」の2点だと思ってやっています。
私は、決してセルフでやることをおすすめしているわけではありません。
ただ、税理士に頼むとしても丸投げでなく、対等以上にやりとり出来るよう自分でも色々分かっていたほうが断然いいと思っています。
ということで、今回は私が読んで役に立った本をご紹介します。
※以前にもご紹介していますが、あらためて記事にまとめました。
①法人税
今はネットで調べれば、大体のことが分かるものの、一応ひととおり学んでおこうと買った本です。不動産賃貸業には直接関係ない内容も含まれていますが、法人税・申告のそもそものところを知るのに役立ちました。コラムでは税務調査の着目点なども書かれていて、大変参考になりまました。
ちなみに、独立後の協会けんぽへの社会保険の切り替え自体は、書類数枚と法人登記簿を社会保険事務所に提出するだけなので、全く簡単です。切り替え後に必要なことは、毎月の保険料の支払いと毎年7月に行う標準報酬月額の届け出くらいです。
税理士に頼んでいないので、間違った理解をしていることがあるかもしれません。
ただ、大事なのは冒頭に書いた通り「収入を漏れなく全て計上する」「経費に出来ないものを経費計上しない」ことだと思います。
私は、グレーな経費計上・ややこしい節税はしないようにしていますので、それなりの税金を毎年払っています。(他の人から見れば「もっとやりくりして節税すればいいのに」と思われるかもしれません)
ですので、仮に税務調査が来ても多大な追徴をされることはないと思っています。
なお、「個人事業+ミニマム法人」による社会保険の節約スキームは、現在は法律上問題ないですが、ゆくゆくは是正されて「個人所得+役員報酬」で社会保険額が決まる可能性も噂されています。
そうなると、私の場合は可処分所得が減り大打撃を受けます(笑)
まだ全く分かりませんが、「もし改正されたら」ということも想定して運営していく必要がありそうです。
とりあえず、今回ご紹介した書籍は、自分で何かしらの事業を行おうと思っている方であれば、業種を問わず学んでおいて損はない内容ばかりです。
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