不動産投資に興味を持ち始めてから関係する書籍を150冊以上読みました。その中で投資を始める前に読むべきおすすめの書籍をご紹介させていただきます。書かれている内容は現在の状況とは異なることもありますが、基本的な考え方は大きく変わらないため、参考になると思います。
日本で生活するすべての人が自宅を購入したり、賃貸で部屋を借りたり、相続で不動産を得たり、何かしら不動産と関わって生活をしていますので、不動産に関する知識がないと大きな損をする可能性があります。
将来、少しでも資産を増やしたいと思っている方にとって役に立つ本ばかりですので、興味を持たれた方はぜひご一読ください。
①「金持ち父さん貧乏父さん」 ロバート・キヨサキ著 2000年
言わずとしれたベストセラーです。私は社会人になってすぐ、たまたまブックオフで見かけ読みました。「金持ちはお金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる」や「持ち家は負債である」という内容に大きな衝撃を受け、私の現在の考え方に大きな影響を与えました。学校では教えてくれない「お金に関する一般教養」として一読して損はないと思います。実際に投資や事業をするかしないかは別にして、本書の内容を知っているかどうかで大きく人生が変わる可能性があります。
②「サラリーマンでも『大家さん』になれる46の秘訣」 藤山勇司著 2006年
現在成功されている投資家の方々に多大な影響を与えた日本のサラリーマン大家のパイオニア的な存在の方で、沢山の著書を出されています。私が最初に手に取った不動産投資の本です。利回りとキャッシュフローが大事であることがとても分かり易く書いてあり、不動産投資の魅力を教えていただきました。藤山さんの人柄も含めてとても素晴らしい本だと思います。最初の物件を購入する前に、何度も繰り返し読みました。
③「『お宝不動産』で金持ちになる!」 沢孝史著 2004年
脱サラ、コンビニ経営の失敗から不動産投資を始め、成功された方です。「お宝不動産」の数字的な基準、融資付けから運営のリスク等、幅広い内容が書かれており非常に読み応えがあります。この本も最初の物件を購入する前に、何度も繰り返し読みましたが、危機的な状況から復活・成功された不屈の精神に、読む度に感動していました。これからのサラリーマンに必要なことは「経済的な自己防衛」であるという言葉は誰しもが共感することではないでしょうか。
④「不動産投資で資産倍々!会社バイバイ♪」 吉川英一著 2006年
過酷な労働環境から脱するために、投資を始められ脱サラに成功された方です。株式投資家としても成功されています。会社員として働くことに関する考え方に同感することが多く、不動産投資のモチベーションが上がる本です。「いつまでもサラリーマンを続けていたら、死んじゃいますよ!」という言葉は名言だと思います。リタイア生活の魅力についてもたっぷり書かれており、仕事が嫌になった時に何度も繰り返し読んでは、はげみにしていました。ブラックな環境で働かれている方にぜひ一読していただきたいです。
⑤「借金なしではじめる激安アパート経営 不動産投資でつとめ人を卒業スル方法(CD付)」 加藤ひろゆき著 2008年
ハリウッドで活躍された異色の経歴の方で文句なしに面白い本です。中古住宅の評価が不当に低すぎることによる価格の歪に着目した築古ボロ物件投資の手法は、その後多くの方が同様の手法で成功されています。リスクのあるレバレッジをかけない手法や、すべて自己管理で運営する素晴らしい行動力に感銘を受けました。とても魅力的な人柄の方で、文章もとてもユニークです。アメリカから帰国した際、200ドルの所持金だった状態から成功されたストーリーはまるで小説や映画のようです。現在、健美家のコラムを執筆されていますが、毎回楽しく拝見させていただいています。
⑥「不動産投資で人生を変える! 最速でお金持ちになる絶対法則---資産ゼロでも毎月100万円を稼ぐ仕組み」 紺野 健太郎著 2015年
高校中退、年収100万円から不動産投資の仕組みに気付き、投資を開始してから2年8か月でサラリーマンを辞め、お金、時間、場所に捕われない生き方を実現された方です。パソコン1台を携えて世界各地を旅しながら、不動産管理や新たな不動産売買などを行う誰もが羨むライフスタイルを送られています。「自分の人生の残り時間は限られている。その間収益を生んでくれれば十分。」という考え方でキャッシュフローを重視する物件選びと具体的な融資付け方法は、多くの方にとって参考になる内容です。『毎月100万円キャッシュフロー倶楽部』を主催されており、これまで多くの方を指南されています。
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