平日の休みを利用して、築古木造物件への融資に積極的だと言われる某地方銀行に融資相談に行ってきました。
今回は、先月信用金庫に融資相談に行き、厳しい結果をいただいた物件(確認したらまだ売れ残っていました)と新たに気に入った物件の2件まとめて相談しました。
各物件のスペックは以下のとおりです。
①木造アパート(1K・8室)
名古屋市南部・築28年
表面利回り約11%
3,000万円台
土地39坪
②木造アパート(1K・10室)
名古屋市東部・築29年
表面利回り約12%
3,000万円台
土地50坪
両物件の路線価は一緒くらいです。
しかし、①は駅から10分以内ですが海抜ゼロメートル地帯で一般的にはあまり人気のないエリア、②は駅から遠くバス便なのですが、名古屋市内でも人気のエリアに立地しているため、土地の実売価格は1.5倍くらい差があります。
相談に乗っていただいた担当者の方のお話しは以下のとおりでした。
・ワイドローンと呼ばれる商品で金利は高い(3.3~3.9%くらい)
・基本的に融資の対象は会社員
・スルガ銀行の件で融資は厳しくなっている
・融資の相談件数が最近明らかに減った
・物件は固定資産税評価額ではなくTAS-MAPで評価する
・耐用年数は木造物件でも60年として期間を設定する
・期間は長く設定できるが金額は物件の評価や資産保有状況による
物件の評価だけだとフルローンは厳しいようでしたが、保有している金融資産の証明(通帳や株式残高のコピー)をいただければ融資額が伸びる場合があるとのことでした。
今回は証明できるものを持参していませんでしたので、別日に再度お伺いすることになりました。
どのような結果になるか、まだ分かりませんが、感触としては少しは期待できそうな感じです。
ただ、希望の金額・期間で借りられたとしても、現在1号物件で借りている金利(1.5%)と比較するとかなり高金利なのが悩ましいところです。
RCや重量鉄骨の大規模な物件や築浅の木造物件なども対象としていけば、また異なった戦略もあると思いますが、今の段階ではあまり想定していません。
今後も得意とする築古の木造物件で規模を拡大していくには、高金利のリスクを許容する必要がありそうです。
進捗がありましたら、またご報告します。
応援クリックよろしくお願いいたします!
?