ぼちぼち大家のキャッシュフローライフ

不動産・株式等によるキャッシュフローで40代前半でセミリタイアしました。40代家庭持ちの日常を綴ります。

結局サラリーマンの何が辛いのか?~長年一生懸命働き続けて日々痛感していること~

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 今まで何度か同じような内容を綴ってきましたが、サラリーマンとして働いていくことのいったい何が辛いのか、あらためて整理してみました。

 

 会社の業種や、社内でのポジション・担当によって異なるとは思いますが、一般的に以下のような事は多くの方に当てはまるのではないかと思います。

 

・仕事内容(配属部署)や勤務地を選べない

・上司・同僚・部下を選べない

・労働時間を自分で決められない 

・休みを好きにとれない

・どれだけ頑張っても稼げる金額に限りがある

 

 

 私の勤めている会社は、労働時間や給与の面だけで言えばホワイトな部類に入ると思いますが、私にとっては、上記のことに加え以下のようなことに辛さを感じています。

 

・総合職なので得意でないことも何でもやる必要がある

・間違っていると思うことでも上層部の指示に従う必要がある

・物事を進めるプロセスが複雑(事前の根回し・多数の会議)

・自分の考えだけで業務を遂行できない

・業務分掌・役割が不明瞭

・頑張って成果を出すほど業務負荷が高くなる

・長年放置された課題を一気に押し付けられる

年功序列給で努力・成果と収入が比例しない

・役職者より残業の多い平社員のほうが給料が高い

・体調不良や休職者の分もカバーさせられる

・病欠を繰り返したり業務配慮されている人とさほど収入が変わらない

・業務指示が不明瞭、的確でない中で業務遂行させられる

・日常的に対応がめんどくさい人の調整に手間をとられる

 

 

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 これらを端的に言えば、「自分の努力でコントロールできない事が多過ぎること」「どれだけ努力・成果を出しても収入に限度がある」ということに尽きます。

 また、そもそも好きなこと・やりたいことを仕事にしていないので、これらの事が許容できなく辛く感じている状況なのだと思います。

 
 収入の面でいえば、一般的な会社というのは、どれだけ努力や成果を出しても若いうちに得られる給与には限りがあります。(大企業であっても相当な役職にならないと数千万は稼げないので同様です)

 

 日本の一般的な会社で40歳前後で得られる年収は概ね以下のとおりくらいではないでしょうか。(もちろん、極端な歩合給、ベンチャー企業外資系金融など例外は沢山あると思いますが、殆どのサラリーマンは以下の範疇に入ると思います)

①中小企業クラス:400~600万円
②公務員・準大手企業クラス:600~800万円
③大企業クラス:800〜1200万円 
④大手金融・商社・不動産・マスコミ等:1200〜1500万円

 


 ちなみに私の勤める会社は③くらいの給与体系ですので、世間一般でいえば大変恵まれた金額であると思います。(これまでには相応の苦労がありましたが。。。)

 ④クラスの給料を貰っている方は、エリート中のエリートで、大卒の中でも数パーセントしかいないと思います。

 一般的なサラリーマンの範疇としては、どれだけ会社に忠臣を誓い、生活の大半の時間と労力を注いでも、40歳では年収1000万円前後というのが限界値です。

 年収1000万円というと、一見かなり多く裕福な生活をしているように見えますが、いわゆる都市部で自宅を購入し、自家用車を保有し、家族を養うということになると、決して贅沢を満喫できる金額ではないように思います。 

 

 

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 共働きで奥さんの収入が多い、親から支援を沢山受けている、田舎で住居費がかからない、極端な節約をするなどの場合を除いて、余裕のある暮らしをし、かつ、将来のための資産を築かれているサラリーマンの方は、あまりいないのではないでしょうか。

 サラリーマンというのは、収入や身分の安定、社会的信用を得られている代わりに、どれだけ仕事に精を出し、誰より努力して成果を上げても得られる給与には一定の限りがあるということです。

 さらに、仕事で成果を出していない、能力もやる気もない人との差も極端に差が出ないのが日本的な企業(私の勤める会社ではそれが顕著です)ですので、何ともやる気が起こりません。

 少なくとも私の会社では、犯罪でも犯さない限りクビになることはありませんので、やる気がなく成果を出す気もない方々にとっては、とてもおいしい環境になっています(笑)

 

 心底好きでやりがいのある仕事をしているのであれば、このようなことは思わないのかもしれませんが、給与や安定性で会社を選んだ私にとっては、毎日何とも言えない気持ちで勤務しているのが正直なところです。(それでも一般的には多い給料を貰っているので贅沢な悩みかも知れませんが、、、)

 

 もちろん大企業で出世し、役員などになれば年収何千万円に到達することは可能でしょうが、それは努力だけでは到達できないかなり難しいことです。

 

 どのような業種や会社に行っても、私の感じている問題は根本的には変わらないので、労働環境や収入が良くなったとしても、転職では抜本的な解決には至らないと考えています。

 


 一方で不動産投資・大家業というのは、自分の努力次第で収入は青天井ですし、様々な判断を自分自身で全て下すことが出来ます(その分全て自己責任となりますが)。

 

 この素晴らしさに気付いたことが、不動産投資を始めてもっとも良かったことかもしれません。

 

 サラリーマンという働き方に限界を感じてきた私にとっては、自分で考えながら楽しく続けられる不動産投資はとても合っている事業なのだと思います。

 恐らく私のようなタイプは、どのような会社で働いたとしても、結局不動産投資にいきつくことになると思っています(笑)


 ですので、20年近くかけて築いてきた今の身分・収入を手放すことは、とても勇気のいることだと思うものの、会社を辞めて後悔する可能性は極めて低いです。

 

www.bochibochiooya.jp

 

  

 明日からまたハードワークが始まるため、今から戦々恐々としているのですが、セミリタイアの目標日まで残り1年を切ってきました。

 今回、あらためて自分の考えを整理しましたので、決意を新たにして日々を過ごしていきたいと思います!!

 

 

 

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