あっという間に３月が終わり、新年度になりました。
セミリタイアして初めての４月です。
例年仕事でドタバタしていたのが無くなったので、この春はとても清々しく気持ちよく過ごせています。
この時期になると、いつも社会人になった頃を思い出します。
恥ずかしい話なのですが、私は晴れて社会人になれる嬉しさというのは全くありませんでした。
入社式前日の３月３１日は、「もう楽しかった学生時代が終わり一生戻れない」「これから４０年間働きづくめになる」と絶望的な気分になっていたのをよく覚えています（笑）
結局、２１年ちょっとでセミリタイアすることになりましたが、当時はそんな事を１ミリも考えていなかったので本当に不思議なものです。
ただ、この２１年間のサラリーマン経験があってこそ行きついたセミリタイアという生き方です。
組織の中で働きながら生き方をずっと模索する中で、不動産投資に出会い、そして自分でコツコツと積み上げてきたからこそ、この生活のありがたみを感じられていると思っています。
さて、ということで肝心の不動産の方なのですが、何とも芳しくありません（笑）
１～３月は絶好の繁忙期にもかかわらず、入居付けに苦戦しています。
昨年から空室が長引いていた部屋については何とか埋めることが出来たものの、この１～２月で空室が連続して出てしまい、その部屋がまだ埋められていません。
コロナの影響だったのかよく分かりませんが、この１年は過去と比べて退去の数が多いです。
結局、未だに４室も空室状態です（泣）
名古屋市内の物件は満室になりましたが、市外の２物件についてそれぞれ２室ずづ空いています。
管理会社には定期的に連絡をとって状況を伺ってみると、問い合わせはあり、案内はしていただいているようです。
ただ、周辺に似たような物件が一定あるので、なかなか決め手に欠けるといった状態です。
ネットで周辺物件を検索してみると、確かに近隣の物件もまだ空いているので、なかなか厳しい競争状態になっていると思われます。
物件のスペック的には市外の物件のうちの一つは、市内の物件より段違いで良いのですが、だからと言って早く入居が決まるわけではないのが何とも面白いところです。
最近思うのは、入居付けの競争が厳しくなっているということです。
その原因としては、以前より洗練された投資家の方が増えているのではないか？と勝手に想像しています。
恐らくこの５年くらいで不動産投資に参入された方・運営のノウハウをしっかり勉強されている方は激増しているはずです。
以前は、広告費を２カ月出す、家賃を少し下げる、外国籍や生活保護の方を受け入れるくらいのことをやっていれば決まっていたのが、なかなか決まりづらくなっていると感じています。
最近は広告費２カ月は珍しくないようですし、外国籍や生活保護の方でも抵抗なく受け入れる方も増えていそうです。
また、築古でもインターネット無料物件が増えていますし、フリーレントや諸条件の調整、仲介店への営業など、以前よりしっかりやられている方が増えているのではないでしょうか。
今後もさらに競争が激化しそうな気がしますので、何とか生き残る術を考えていきたいところです。
ところが、今まであまり大した工夫なく（凝ったリフォーム、ホームステージングとか効果的な営業など何もやったことがありません）何とか埋まってきたことで、長年やっている割に特にノウハウが蓄積されていないのが何とも悲しいところです（笑）
まあ、家賃を大きく下げれば恐らく決まるのだろうとは思いますが、一気に下げたくないのもあるのでしばらく様子見をします。
やはり数の少ない戸建賃貸のほうが客付けは強いと思う（それも最近は増えてきていますが）ので、戸建を増やしていったほうが精神的な苦労は少なくなりそうな気がします。（一方で退去時の収入減・修繕費用のダメージは大きくなりそうですが）
とりあえず、諦めることなく満室を目指して当たり前のことをやっていくしかありません。
引き続き昼飲みでもしながら頑張ろうと思います！！
＜最近はこんな定食で１杯やるのがお気に入り＞
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