3月から歯の治療をしています。
随分前から、奥歯の歯茎が腫れることがありました。
定期的にメンテナンスに行っていた歯医者では、「容易に診断できないが、もし歯の根っこが割れており治療が難しければ、最悪抜歯しないといけないかも」と言われ、しばらく様子見になっていました。
腫れはそれほど酷くはなく、収まっている時も結構あったので、「まあ、様子見するしかないか」という感じでした。
しかし、その後昨年末くらいから急に状態が悪くなり、常に歯茎が腫れている状態になってしまいました。
抜歯の可能性もあると言われていたので、非常に気が重たかったのですが、ついに治療することを決意しました。
ただ、通っていたところは患者数が多く予約が取りづらい、また、予防には力をいれているものの、若い歯科医ばかり(30代中心)で腕前に不安があったこともあり、別の歯科に行きました。
根っこの治療は難しいそうなので、ネットで検索して近場で治療が得意そうなところ(と私が勝手に思ってしまったところ)を選びました。
そして新しく行った歯医者さんで今までの経緯を説明し、レントゲン撮影してもらいました。
その先生(40代後半男性)から最初に出た言葉は、「前の歯科で言われたとおり、抜歯の可能性が高いですね~」「入れ歯か、ブリッジかインプラントか考えておいてください!!」でした。。。。
あまりにさくっとおっしゃられたので、とても驚きました。
「えっ!実際の状態を確認していないのに!!」と思ったので、先生に「何とか治療できないものなのですか?」と尋ねました。
そうすると「根っこの治療の専門医を紹介します!!CTスキャンで詳細に見てもらってください。但し、自由診療なので高額です!!専門医に判断してもらえば納得して抜歯できるのでは?」とのこと。
しょうがないので、紹介状を書いてもらい、自由診療の歯科医に行くこととなりました。
その後の経緯は以下のとおりです。
・紹介された歯科医でまたレントゲンをとる(聞いていたCTではない)
・先生は30代半ばの女性
↓
・被せ物をとって中を見ないと分からない
・治療可能かの判断をするだけで5万円かかる
治療をした場合は15~20万円かかる
治療しても1~2年でまた悪くなる可能性もある
等々、淡々とした感じで説明を受けました。
↓
・納得できず、結局、別の歯医者を探すことに
↓
・知り合いのつてで名医と評判の高い歯科医に予約をとる
↓
・初回はレントゲン・全体のチェック
レントゲンでは判断不可、やはり中を見ないと分からないとのこと
↓
・2回目で中を確認
「恐らく抜歯の必要はなさそうです、但し治療は時間がかかりますので頑張りましょう~」とのこと
↓
・3回目で治療開始
やはり難易度が高く1時間近くかかる(昔の治療の仕方が悪く、その処理に大分苦戦されていました)
↓
・その後も治療、経過が良好なので現在は仮歯を入れて様子見中
ということで、何とか抜歯は免れそうです。
しかし、途中の経過が全く無駄でストレスでしかなかったです(笑)
歯科医によってこんなにも違うものなのかと驚いています。
現在通っている歯科の先生は、60代の大ベテランで、とても研究熱心な方です。
歯科を運営しながら、休日に大学院に通ったり、腕の良い先生がいれば九州など遠方にも学びに行くことを数十年続けていたそうです。
材料や機材は、良い治療をするために高額のものをおしみなく使っている(利益が減るので使わないor自由診療にする場合が多いようです)らしいです。
本当に、良い先生に巡り合えて良かったです。
治療を開始するまでの、1~2カ月の間はかなり憂鬱な気分になっていました。
こんなたらい回しもあったせいで、抜歯しないよう治療していただいていることは、とてつもなくありがたいですし、この先生のプロフェッショナルな腕前・患者に寄り添う姿勢にとても感動しています。
治療が遅くなってしまったことは大いに反省していますが、他の歯科で安易に治療しなくて良かったです。(すぐ諦められて「それでは抜歯しましょう~!!」となっていたかも)
今回のことを教訓に、今後はより歯を大事にしながら生活していこうと思います。
そして、最後は毎度の繰り返しですいません。。。
もし、サラリーマンを続けながらこんなことをしていたら、もっと強烈なストレスを感じていたでしょうし、ほぼ毎週平日に通うことも難しかった(仕事の繁忙期&家から離れており時間がかかる)と思います。
またしても、セミリタイアしているありがたみを感じることとなった話でした(笑)
<最近の家飲みのお供は成城石井のお惣菜>
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