2013年1月に購入した2号物件ですが、運営してちょうど10年経過しました。
築16年で購入したので、現在築27年目になります。
名古屋市内にある、1DKのメゾネット2部屋のコンパクトな物件(建物も土地も60平米くらい)で、現金で860万円で購入しました。
売主の方は相続で受け継いだのですが、まったく愛着もなく売り急いでいたおかげで、当時としても格安で手に入れることが出来た物件です。
10年経ってキリのよいタイミングなので、久しぶりに長期間のスパンの収支をまとめてみました。
なお、5年前に5年間の収支・入居率をまとめており、その続編になります。
5年間では、入居率が91.7%、家賃収入から全ての経費を引いた最終的な手残りは508万円ほどでした。
それでは、まずは10年間の入居率です。
【2号物件の入居率】
2013年:70.8%
2014年:100%
2015年:100%
2016年:100%
2017年:87.5%
2018年:67.9%
2019年:100%
2020年:100%
2021年:100%
2022年:100%
平均:92.6%
2部屋しかないこともあり、この4年間は満室です。
有難いことに10年間でまだ1回しか退去を経験したことがありません。
ただ、その時は11カ月も空室になったため、2017~2018年の入居率が低くなっています。
市内でも住宅地として人気がある区にあるのですが、いかんせん駅から遠く(徒歩20分)、近くに駐車場も少ないエリアです。(あっても駐車場代が高い)
また退去があった際には、恐らく同じように苦労しそうな気がします。
私の所有物件の中では、トラブルが少なく(設備の故障以外のトラブルはなし)家賃も高めなので、退去が出ないことを心の底から祈るばかりです(笑)
続いて家賃収入と経費です。
【2号物件のキャッシュフロー概算】
家賃収入 管理費 固都税 修繕費 手残り
2013年:108万 5万 6万 9万 93万
2014年:136万 6万 6万 0万 122万
2015年:136万 6万 6万 8万 114万
2016年:136万 6万 6万 0万 122万
2017年:121万 6万 6万 44万 64万
2018年: 98万 5万 5万 97万 ー28万
2019年:132万 6万 5万 0万 119万
2020年:132万 6万 5万 0万 119万
2021年:132万 6万 5万 18万 100万
2022年:132万 6万 5万 0万 114万
累計:1261万 58万 54万 168万 940万
※他に共用電気代、保険料等の経費があります。
※手残りは全ての経費を差し引いた金額です。
経費率は25%くらいで高くなっているのですが、それは2018年に69万円ほどかけて外壁塗装を行っていることが原因です。
今後は、少しづづ経費率が下がっていき、20%程度に落ち着くものと思われます。
今までの手残りの合計は940万円で、購入費用(物件価格860万円・諸経費110万円)をほぼ回収した状態になっています。(税金の計算は省いています)
なお、もともと土地値(実勢価格)で購入しており、現在の土地値は10年前と比べて1.2倍くらいになっているのではないかと思います。
外壁塗装もしていますし、現在の相場だと安くても1600万円以上、あわよくば2000万円くらいの金額でも売却できそうな気がします。(名古屋市内で築30年未満の1000万円台のアパ―トは殆ど見かけません)
当時としても安い金額で購入できたこと、そして長年運用してきたおかげで、投資額をほぼ回収出来るほどのキャッシュフローと、さらに含み益の両方得られている状態になっています。
現金購入で非効率な投資であるものの、現在の市況でこんな安く購入することは極めて困難のため、勇気を出して購入して良かったです。
実は私は最初はそれほど乗り気ではなかったので、妻が「大丈夫だと思う!!買ったほうがいい!!」と後押ししてくれたおかげだったりします(笑)
いつも前向きな妻には本当に感謝しかありません。。。
本物件については、将来いつでも住宅用地として売却できそう(土地が狭いですが十分ニーズがありそうです)なので、あと数十年は売却することはないと思います。
小さな物件ですが、私のセミリタイア生活を支えてれる、とてもとても大事な物件です。
引き続き建物を定期的にメンテナンスして、地道にコツコツと稼いでいきます。
これからどこまでキャッシュフローを積み上げられるか、楽しみにしながら運営を続けていこうと思います!!
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