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今日は成人式なので、街のあちこちで振袖やスーツ姿の新成人を見かけました。
私が成人式を迎えてから20年以上が経ちましたが、成人式の日はいつも20歳だった頃を思い出します。
当時は東京の大学に通っていましたので、成人式の日は名古屋に帰省し、地元の小学校で式に参加しました。
昔の同級生に会えるということで、以前から結構楽しみにして参加した記憶があります。
沢山の同級生と久しぶりに話ができ、式が終わった後もカラオケに行ったり徹夜で朝まで飲んで過ごしましたので、とてもいい思い出になっています。
ただ、振り返ると、当時は将来の事を何も考えておらず、楽しいサークル活動ばっかりに力を入れて、何も将来に向けた勉強や努力をしていない能天気な学生でした。
授業にちゃんと出ていたのは1年生の前期くらいまでで、その後はサボりまくってしまいました。
にも関わらず、世間的にいい大学に入ったということだけで、根拠のない自信やおごりがあり、適当にやっていてもそれなりに成功して幸せな生活をおくれると勝手に思ってたところがありました。
しかし、就職活動や大学卒業後の社会人生活で、厳しい現実を一気に突きつけられることになります(笑)
ちなみに大学は卒業論文を書くこともなく卒業していますので、何を勉強しにいったのか未だによく分かりません(笑)(当時は出席をとらない授業が多く、試験も持ち込み可ばかりでゆるゆるだったので、それでも4年で卒業できてしまいました)
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そんな状況であったため、学生時代はぼんやりと将来どうしようかなと考えたことはあっても、真剣に答えを出すまでの行動には至らず、就職活動が始まってから大いに焦ることになりました。
当時は就職氷河期ということもありましたし、やりたいことも決まっていないまま採用試験を受けていたので、本当に厳しい就職活動でした。
考えれば考えるほどやりたいことが分からず、その会社の志望理由が正直に書けないので嘘の理由ばかり考えるという地獄にはまっていました(笑)
冬に始めた就職活動でしたが、夏までかかって何とか一部上場企業に滑り込んだものの、やりたいことで会社を選んでいなかったので、その後20代後半で転職することになります。
会社の業績は良く結構よい給料を頂いていましたし、会社の人とも休日に一緒によく遊ぶほど人間関係に恵まれていました。
それでも将来ずっとその仕事を続ける気になれず思い切って転職しました。
ですが、結局、転職した後もストレスが強い状況や将来への不安などがあって、色々と模索しつづけることになります。
そうして不動産投資を始めることになり、現在にいたります。
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この20年間、成人の日には当時の自分が、現在の自分を見て何と思うだろうかということを自問し続けてきました。(当時将来に向けて何かがむしゃらに頑張っていたわけではないので、どう思うもくそもないのですが。。。(笑))
振り返ると20代から30代の途中までの間は、一生懸命馬車馬のように働いていましたが、あまり納得がいく状況ではなかったと思います。
会社での強いストレスを感じながら、自分が思う理想と現実とのギャップ、本当にやりたいことは一体何だろうと悩み続けてきた10何年間でした。
ですが、この10年くらいで以下のような変化や達成があったことで、ようやく「結構頑張ったな」という状況になりつつあると思います。
・会社の給与が大幅に増えた(30歳時比較で約1.5倍)
・不動産投資を始め規模を拡大できた(30歳時ゼロ→5棟37室)
・結婚をし子供が生まれた
・心身ともに何とか健康な状態を維持出来た
・人間関係で大きなトラブルなく過ごせた
・セミリタイアするという目標ができた
特に不動産投資を始めたことは、人生に大きな影響を与えています。
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長年悩みに悩み考え続けた結果、本当に自分がやりがいを持って一生続けたいと思うことに出会えたのは、とても大きな成果です。
当然ながら20歳の頃は不動産投資を行うことなど全く想像もしていませんでした。
将来のことを真剣に考えないままに社会に出たせいで、その後かなり苦しむことになったものの、結果としてはよかったなと思っています。(心底そう思えるようになったのは社会に出てから15年くらいたってからです)
なお、仮に当時の自分に何かやりたいことや行きたい会社があったとして、その思い通りの職に就けたとしても、結局、色々悩んで不動産投資をやることに行きつくのではないかと思っています(笑)
やりたいことを見つけるのは、人によっては簡単ではありませんし、見つかってもそれで食べていけるかは職種によっては難しいこともあります。
そのため、安易にやりたいことをやればいいとは思いません。
ですが、基本的には以下のような考え方で生きていくのがよいと思いますので、子供がもう少し大きくなったら、私の考えをしっかり伝えていきたいと思います。
・仕事にやりがい・生きがいを感じたほうが幸せになりやすい
・お金の不安が少ないほうが幸せになりやすい
・日々のストレスが少ないほうが幸せになりやすい
・やりたいことを若いうちに見つける。そのための努力を惜しまない。
・やりたいことで食べていくには相応の覚悟と努力が必要
・やりたいとがすぐに見つからなくても諦めず模索しつづける。
なお、これから20年近く後、私が60歳になった時に、現在の自分がみて「よく頑張ったな」と思える状態にしたいと思います。
「あの時会社を辞めて本当によかった」と思えるようになっていたいと思いますが、容易な道では全くありません。
今までの人生の中で最も大きな決断になりますので、相応の努力をする覚悟をこの1年であらたに固めていきたいと思います。
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