先日、大好きなエリックサウスに行った際の出来事なのですが、とても面白かったので、共有したいと思います。
ちょうどお昼だったので混んでおり、入店するために列に並んでいた際のことでした。
私のすぐ後ろに５０代くらいの上司の方と、２０代中盤くらいの部下らしき人が並んでいました。
しばらく黙って並ばれていたのですが、上司の方が突然以下のようなことを部下の方に話し出しました。
・サラリーマンのサラリーは会社への貢献度で決まる
・貢献出来ないのであればずっと今のレベル止まりだ
・何でそんなに仕事が出来ないのか
・今後どのように改善していくつもりか
よほど酷い仕事ぶりなのかも知れませんが、このような重たい内容の話を、お昼休憩の時間に、さらに他の人にも聞こえるお店の前でよくするなぁ、部下の若者が気の毒だなぁと思いました。
部下の方は、あたふたしつつも必死に受け応えをしていました。
しかし、その回答が気に入らないのか、「それどういう意味で言っているの？」「俺の言っている意味本当に分かっている？」などとヒートアップしてさらに追い詰めていきます。
次第に部下の方は、萎縮しっぱなしでグゥの音もでないほどになっていきました。
話の続きが気になりつつ、順番が来たので、私は先にお店に入りました。
しばらくすると、何と隣にこのお二人が座ることになりました。（カウンター席です）
食事の時くらいは楽しく話をするのかなと淡い期待をしたのですが、やはり全くそんなことはありません。
店内で第２ラウンド開始です（笑）
私が食べ終わり会計するまで、以下のような一方的な詰めをネチネチずっとやっていました（汗）
・何で分からないことを聞いてこない？
・学校の勉強と仕事は違うぞ！！（部下の方は有名国立大学出身のようです）
・俺の言うことをちゃんと聞け！！
・本当に変われるのか？どうやって変わるのか？
・これから信用していいのか？
・今後会社でどのようになっていきたい？
せっかくの美味しい料理がまずくなりそうな会話で、本当に部下の方が気の毒でしょうがなかったです。
例えどんなに仕事が出来なくても、このような話は会社ですべきですし、お昼休憩の食事中くらいは楽しく会話したほうがお互いのためです。
このように立場が強い人間が一方的に詰め続けたら、信頼関係が崩れて一生回復することはないと思います。（表面上は信頼しているフリをするでしょうが）
大きなお世話ですが、この上司の方には「人を動かす」を勧めたいところです。
しかし、大体このような方は読んでも行動を変えない場合が多そう（逆に出来ている人は本を読んでなくても自然に出来ていることが多い）なのが困りものです（笑）
まあ、日本全国どこでも、このようなやりとりが日々行われているのだと思います。
上司を選べない（部下も）のは、サラリーマンの宿命なのでしょうがないものの、何とも残念な会話でした。
サラリーマン時代、私は幸いにもこのような詰められ方は殆どされたことがない（多少はあります）のですが、先輩や同僚、後輩が詰められているのはちょくちょく見聞きしていました。
私の経験上、詰められた方は上司に感謝することはなく、ずっと根に持っていることが多いです。
ひょんなことから久しぶりにその時と同じような嫌な気分になったので、今回綴ってみました。
ただ、このような食事がまずくなりそうな会話を聞きながらも、エリックサウスのカレーは流石の美味しさでした。（マイルドな味わいのカールスバーグとの相性も最高です！！）
とりあえず、部下の方がエリックサウスのことを嫌いにならなければいいなぁ（部下の方は初来店のようでした）と祈りつつ、お店を後にしました（笑）
セミリタイアしてしまえば、もう誰からも注意や指図をされることはありません。（信頼している人からの注意はありがたいものですが）
会社の人間関係に悩まされることも、人事異動による配属ガチャを恐れることも一切ありません。
誰かの顔色をうかがって仕事を進める必要もなく、気の合わない人と無理に一緒に仕事をする必要もないのは、楽しく日々を過ごすうえでは、非常に大きなことだと思います。
毎度繰り返しになりますが、セミリタイア生活のありがたみを改めて感じた出来事でした。
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